『塩狩峠』[ 母 ]157 信夫を連れていくこと……

信夫を連れていくことはトセが許すまい。そのうちに、トセも孫不憫さで、菊を家に入れると言わんでもないと、貞行は思案した。 〈作品本文の凡例〉https://www.miura-text.com/?p=2463